【不定期更新・交換日記】マミコからの質問8「自立しているあなたが受け取るためのレッスンとは?」~ヤタさんからのお返事~
節分を過ぎて暦の上では「春」とはいえ、雪国の春はまだ遠い…のですが、2月を過ぎると寒さは変わらずとも春の準備というか、だんだんと日が伸びていき、晴れた日は心地よい暖かさで思わずご機嫌な気分になれます。
私は花粉症ではないのですが、もうお天気がいいと花粉症の人はしんどいんですよね??
春の訪れは私にとっては喜ばしいものですが、この時期が辛いという方も大勢いらっしゃるんですよね。お大事になさってください!!
冬になってからずっと「洗濯物」をベランダに干すことが出来なかったのですが、今日は日差しもあるし天気予報で14度と言っていたので、今年初の外干し。洗濯物をベランダに出せるだけで「嬉しいなぁ」と密やかな幸せを感じています。こたつ布団という大物をお洗濯出来て、気分爽快です。
我が家の「春を感じた土曜の風景」という誰得な話をしたところで、ヤタパイセンこと「カウンセラーの椙山眞伍さん」から交換日記へのお返事の第4弾が届きましたので、一緒に男性心理を勉強しちゃいましょう!
今回質問したのは「自立しているあなたが受け取るためのレッスンとは?」というもの。
自立している人(男女問わず)は受け取るという事がとにかく苦手なので、受け取るための自分で出来る練習についてヤタパイセンに聞いちゃいました。
受け取る = 自立している人にとってはハードルの高いもの
ですよね、ですよね。よーーーく分かります。(自立ゆえの赤ベコバンキング中)
その「高いハードル」をどのようにすれば攻略できるのか?について、ヤタさんのお返事動画を要チェック。
動画でも説明していただいていますが、まず受け取るためのレッスンとしてのポイントは二つ。
1)受け取り下手であることを知っておく
2)相手の態度を「ありがとう」と嬉しく感じる
ではまず、1つめのポイントから見ていきましょう。
自分で自分の事を知るというのはとっても大事。
なぜなら、自分が受け取り下手だと「自覚する」ことで、私は受け取れないんです、夫がこんなことをしてくれているのに受け取れないんですぅ~と悩む必要がなくなるんです。
だって『私は受け取ろベタないんだからしょうがないよね』と受け入れているから。
受け入れる = ちゃんと知って、自分でそのことを受け止める
でも、自分が受け取り下手だという事を自分が受け入れちゃったら「受け取れなくなる」んじゃないの?
いわゆる開き直っちゃって受け取らない事を正当化する「ワルい女…じゃなかった、悪い私」になっちゃうんじゃ??という疑問ですよね。
残念ながら「受け取れないのもあなたの個性」なので、考えたところでしょうがないんですよねー
そして、受け取れないと言ったとことで「何一つ受け取っていない」訳ではないんですよね。
受け取るのが下手というだけで、受け取っていない訳ではないんです。
受け取るのが下手な事が関係性に影響を与えるのではなく、無理して受け取ろうとしている方がしんどくなってしまったり、苦しくなっちゃうんです。
だって、受け取る「振り」(演じる)をしなくちゃいけなんだん。
それに、与えてくれる側も「無理矢理」受け取ろうとしているのを見て、嬉しいでしょうか??
歯を食いしばって「はっ!!!!受け取るでござる!!!!!修行にござる!!!!!」って般若の形相で「…ふんぬぅ…あ、あ、あ、ありが…とぅぅぅぅっ!!」と言われたら嫌ですよね。
なのでまず、自分が受け取ることが苦手・下手なんだという事を「自分が受け入れる」ことが、スタートラインに立つためのファーストステップです。
* * *
では続いて2つ目のポイントについて見てみましょう。
素直に感謝しましょう。
受け取る = 感謝につながる、ということです。
感謝するときに湧き出る言葉といえば「あ・り・が・と・う」ですよね!
なので、まずは「ありがとう」を口癖にしちゃう勢いで、日頃からスッとありがとうが言えるようにレッスンするのも有効なんです。
そのためにも、まずは「ありがとう」に気持ちがこもっていなくてもOK!
なぜなら、ありがとうに慣れていないのですから、言えるようになる事を目指すだけでいいんです。
ほら、ことわざでもありますよね??
二兎を追う者は一兎をも得ず…と。
欲張って「ありがとう」に感情を込める作業まで完璧にやろうとしてしまうと、疲弊しますし続けられません。
まずは反射と同じくらいに「差し出されたらありがとうが出る…」というイメージで、ありがとうが口から出てくるように練習するんだ!と思っちゃってください。
そして、ありがとうという言葉に抵抗がなくなってきて言えるようなってきたら、今度はそこに感情を乗せるレッスンをしてきましょう。
そう、一気に全部ではなくスモールステップで!!
登山経験がないにもかかわらず、いきなり富士山を登るような事はしませんよね??
もちろん、スニーカーでエベレストに登るような事もしないと思います。
ありがとうの練習も同じです。
まずは小さな山を登って体を慣らし、登山経験が増えてから目標である富士山を登り、その後で別の標高の高い山をいくつも登って経験値を積んで、それから待望のエベレストに挑戦しよう!と準備しますよね??
「ありがとう山」を制覇するのだって、エベレスト登頂と同じように「小さなありがとう山」をいくつも超えてから目指すものです。
この「ありがとう」ですが、何も必ずしも言葉である必要はないんです。
言葉でありがとうを表現することが難しければ、手紙に「ありがとう」を書いて渡すことだって感謝を伝えることになりますし、態度で示すことだってできます。
やり方はひとつではないので、自分のやりやすい方法を探すのも大事ですね。
そして、ありがとうを届ける練習を、いきなり大本命であるパートナーで行うのではなく、抵抗の少ない所で練習を開始しましょう。(つまり、きつくない山で登山練習をするのと一緒ですね!)
まずは身近なコンビニで商品をもらう時やおつりをもらう時に「ありがとう」って言うのはどうですか??
そしてそこで「私、ありがとうの練習したよ!コンビニでちゃんと言えたわ!!」と、自分が練習して成功したことを評価する(=受け取る)事が大事です。
評価して受け取る事で自信をつけていくことになりますが、自信を付けるためにはこんな方程式があります。
●自身 = 経験×自己承認
・コンビニでチャレンジしてみる = 経験
・よし!ありがとうって言った!よくやった! = 自己承認
この自己承認をすることで自分の自信というのは「掛け算」されて行きます。
承認しなければいつまでたっても「0(無)」を掛け算するわけですから、自信はついてくれません。
だから、自分を承認するって『超・大事なんですけどぉ~』(← ギャル降臨)
そして番外編!
心理学の言葉の中に「受け取れない時というのは与えていない時」という言葉があります。
自分が受け取れていないなぁと感じることがあったら、じゃぁちょっと与えることをしてみよう!という意識を持ってみることもいいかもしれませんね!
自立している方は「与えるのが得意」という人が多いですもんね。
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