ハロウィンの日はいつもちょっとしっとり考えちゃう日 ~放したくない手を離した私を、私は誇りに思うよ~

ハッピー・ハロゥイーーーン♡
みなさん、楽しいハロウィンの時間をお過ごしでしょうか?
我が家は特段スペシャルなことはしない「普通の土曜日」ですが、毎年恒例(?)の、ハロウィンコスプレを2魂に協力してやってもらっちゃいました。
じゃじゃーーん。
はっくんドラキュラさん。
何この顔~~。
たまらな~~い。反則ぅぅ~~。
若干「間寛平さん」になってるけれど、うんうん、はっくんドラキュラさんになら、血、吸われたいぃ~~。(やばめの性癖)

一方、こはるドラキュラさんはと言えば、マント装着直後から紐やら襟をカジカジと噛んでじっとしてくれませんでした。
お、おぅ…
コスプレ撮影って難しいねぇ。

マントをつけてもじっとしているはっくんを眩しそうに見つめるこはちゃん。
とはいえ、イベントごとに何かをつけて写真を撮ることにまだ慣れていない新・2魂は、じっとしていることも不慣れで、本当に短時間でパパパッと撮影するのが精いっぱい。
それでもこうやって付き合ってくれて、ありがとう。

紫色のまぁるい謎の生命体のようになってしまったこはるちゃん。

チビッコサイズのこはるちゃんには、伝統の(?)おさがりアイテムは大きいようで、ドラキュラ風のウィッグは大き過ぎて被るというより、覆われるような状態になりましたが、前髪をかき分けると、う、うん、やんちゃそうな姿。

ウィッグは大き過ぎるので、とんがり帽子を…
と思いましたが、こちらも大き過ぎて頭からずり落ちてしまい、つばやゴムが気になってカジカジしてハロウィン風の写真は撮れず。

ドラキュラマントは大き過ぎて脱げてしまうので、100均で買った薄手のマント風の首飾りをつけたものの、これも大きくて首の周りをクルクル回ってしまいました。
それでも偶然にもこちらを向いてじっとしてくれた1秒の間に、ハロウィン仕様のこはるちゃんも写真に撮ることができました。
わー、パチパチ。
上出来!!
毎年のように、ハロウィンにはこのマントやウィッグ、とんがり帽子やパリピ風のウィッグをつけてハロウィンの記念撮影をしてきました。
今年はギンちゃんもいなくなってしまい、本当にバトンタッチになりましたが、こうやって譲り受けて「新しく続けていく」ことができるものですね。
お空組の2魂と比べると、華奢で小さい新2魂なので、正直お古のアイテムは大きいのですが、その大きくてブカブカなのもまたギンちゃんと仁くんを思い出させてくれて、ふっくらとした「みんな一緒という気持ち」になります。
改めて今日、ギンちゃんと仁くんがいなくなったこの部屋でハロウィンを迎えて、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。
* * *
ハロウィンは、私が離婚した日です。
本当は離婚をせずに、大好きだった彼との関係を改善して、ずっと夫婦でいたいと願い続け、もうね、思いっきり執着していました。
でも、どうすることもできませんでした。
私なりに精いっぱいに向き合いましたが、こればかりは「私だけ」ではなく「相手」のあることですものね。
残念ながら、離れてしまった手をもう一度繋ぐことは叶わず、数年の別居期間を経て、いっぱい泣いてもがいて、そして自分の意思で離婚を受け入れようと思うことができるようになれました。
…なーんて、カッコつけていますが、決めるしかないという状況だったというのが現実で、離婚はしたくないけれど、ほんのちょっとだけでも「離婚をしても大丈夫」と思えたならば、と歯を食いしばって前に進もうと思ったのが本音です。
元旦に入籍して、ハロウィンに離婚なんて、記念日好きよね~。
くすくす。
離婚を決められず、別居期間中に一緒に暮らしていたアパートも解約する必要も出てきて、泣きながら物件探しをしました。
真剣に探すものの、どうしても「ここにしよう」と思える物件に出会えず、離婚に限らずに「決められない自分」に気落ちして泣いたことも数知れず。
物件を探し始めて半年近く経ち、ゴールデンウィーク中に決めるぞ!といくつかの物件を内見しようと予約したタイミングで、今暮らしているマンションが突然、新規物件としてインターネットに掲載されました。
内見当日、実はこの物件が気になって…と不動産屋さんに伝え、予約済みの物件を見た後で大家さんの内見許可が取れたということで、急きょ見せてもらうことになりました。
楽しいお引越しではないので心は弾まない内見の中、このマンションに入った時に、日差しがたっぷり差し込む空っぽの部屋になぜか「大丈夫」と思えて、その場でここにしますと即決しました。
あんなに決められなかったのに、ね。
そして引っ越しをしてきて、私はまだ離婚する勇気はなかったけれど、気持ちは少し前に進むことができました。

問題は何も解決していなくて、気持ちはすごく後ろ向きだったけれど、一歩を踏み出したんだと思えたことは自信になりました。

空っぽで、いるものもいらないものも整理がこれから…という感じで引っ越してきたけれど、私はひとりぼっちではなかった。
ギンちゃん、仁くんがいたから、側にいてくれたことが私に一歩を踏む出す力をくれました。
窓の外も、この数年で景色が少し変わりました。
月日はしっかりと流れて、私もひとり暮らしがしっかりと板につき、そして私を支えてくれていた2魂を神様にお返しして、あの頃の私を知らない命を迎えて、私の人生を続けています。
ハロウィンの日に公正証書を受け取り、その足で離婚届を出しに行き、最後はふたりでお蕎麦を食べて別れました。
忘れることなんてきっと、ない。
そう思っていたのに、今年またハロウィンを前にして、「離婚して何年だっけ?」と、記憶があいまいになっている私がいて、時間というお薬の力にニッコリしました。
数えてみたら、このハロウィンで離婚して「8年」になりました。
8年かぁ。
もうずいぶんと昔だね。
でも今でも、つい最近の事のように思えるのにね。
実は、4日くらい前に夢の中で旦那さんだった人に会いました。
勝手に「夢は現実とあの世の中間地点」と思っているので、2魂を神様にお返しして、私たち家族だったものが本当の意味で『解散』したこともあり、このハロウィンの前に無意識の中で再会することができたのかな?なんて思っています。
夢だったので、あまり顔を覚えていないのですが、離婚した当初よりは彼も年を取っていて、私が知っている彼より少しふっくらしていたような気がします。
「久しぶり」「元気?」なんて他愛のない話をして、彼の子どもはもう小学生中学年になったの?なんてビックリしたり。
そしてそこで、彼が再婚を機に趣味を止めていた話を聞いていたので、もう趣味はやめて長くなるね?と聞いたら、私の大好きだったときの彼そのままの笑顔で
また2年前いくらいから、時々やるようになったよ。
もうあの時みたいに熱中してっていうわけじゃないけど、のんびり楽しんでるよ。
という言葉に、なぜかすごく嬉しくなりました。
彼は彼の人生を、幸せに織って生きている。
好きだったことも楽しめている。
どうか、あなたがあなたらしく楽しく生きていてくれますように。
そして、あなたが作った新しい家族が、どうぞ幸せで笑顔溢れる暖かいものでありますように。
私は、あなたと「家族になっていく」ことに憧れていました。
喉から手が出るほど、羨ましく思っていました。
あなたの「家族になっていく」のは、悔しいけれど私ではなくて、あーーって思うけれど、でもやっぱり、大好きだったあなたは、幸せでいて欲しい。
そして、彼とは夢の中で「じゃぁね」って手を振って別れて、その後また私はシチュエーションの違う別の夢を見た気がしますが、その夢のことはあまり覚えていません。
夢の中で会っていた時間は、多分5分とかそれくらいの、とっても短いものでした。
目が覚めて、「あっ、2魂がお空に行ったこと、伝え忘れた」って思って苦笑いしちゃったほどの、本当にちょびっとだけの短い再会。
私の知らない、彼の8年。
そして、彼の知らない、私の8年。
随分と遠くに、私たちの道は離れて、それぞれの場で今を生きている。
そしてね、離婚を決める前からずっと側にいてくれたギンちゃんや仁くんもいなくなってしまい、なんて言ったらいいのかな…
私たち家族だった関係は、本当に終わったんだな
と思った今年のハロウィンは、去年とはまた違った気持ちになったのも事実です。
離婚を決められるようになるまでの私は、たくさん泣きました。
どうして?って、答えのない自問自答を繰り返して、身動きできずに、そんな自分に嫌気がさしてしまう夜も幾度となくありました。
世界は色を失い、あんまりにもつらかった時の記憶は、モヤがかかったようでうまく思い出せません。
生きることを諦めたくなるほどに絶望し、心療内科の扉も叩きました。
そこで初めて、ごうごうと号泣して、そして引っ越しをしようと決めて、1年かけて引っ越し場所を決めて、心療内科の先生と握手して「もう大丈夫」と見送ってもらいました。
本当は時間をかけても、みっともなくても、あなたの手を離したくなかった。
手放すのは身を切られるように痛くて、悶絶しながらだったけれど、自分のために手を離す勇気を振り絞りました。
私、これまでずっと、泣いたり笑ったり、もがいたり迷ったり、途方に暮れて遠回りしながらも、今日まで生きてきました。
その姿を側で見ていてくれたギンちゃんと仁くんを見送り、誰も私の涙の夜を知らなくなっても、
私が、全部、知っています。
私がどれだけ葛藤し、苦しみながらも、決めようとしたのかを。
手放すのが嫌でどうしようもなかったけれど、手放すことで自分と彼を楽にしようと決めた日のことを。
それでも苦しくて悲しくて、全然ダメで何年も泣いたことも。
ひとりで生きることが不安で、石橋を叩きながらも、何とか今日まで生きて来たことも。
「家族」になっていきたかった夢が、ホロホロと崩れ去って、それでも生きて行かなくちゃいけないことに迷い続けたことも。
誰にも言っていない気持ちも、誰にも見せられない姿も、今日までずっと側にいる私が、私のことを知っています。
そしてこの先も、私が自分の人生を生き切るその日まで、側にいて理解し続ける存在は、私しかいません。
私、エライよ。
私、がんばってきたよ。
私、傷付いてきたんだよ。
私、乗り越えようとしてきたんだよ。
私は、私を誇りに思うよ。
そしてね、私はまた今年、新しい扉を開けて歩き出しました。
手を取って歩いていてくれるのは、ギンちゃん・仁くんからバトンを受け取った、こはるちゃんとはっくん。
小さくてあたたかい、私の家族であり宝物であり、愛する命と共に、また新しく続いていく道でたくさんの思い出を作りながら、私という人生を織って行きます。
大丈夫。
大丈夫じゃないと思った夜を、何度だって超えて、ここにいるのだから。
ハロウィンの夜。
とりとめのない、私の話でした。
ではでは。
おやすみなさーーーい。
明日のあなたの手のひらに、小さな幸せが見つかりますように。
