多様性こそきっとあなたの魅力
いよいよラグビーワールドカップも明日から準決勝ですね～。
明日はニュージーランドとイングランドの試合！！
私は出かける用事があってリアルタイムでは見れなさそうですが、きっといい試合になるんだろうなぁ。
予選リーグでオールブラックスの試合をテレビ観戦していたのですが、仁くんを抱っこして歓喜したのは、試合前の「ハカ」。
10代の頃、当時憧れていた1つ年上の男の子に教えてもらって一緒に見た海外のラグビー。（どの国だったかはすっかり忘れていますが…）
そこで試合前の踊りであるハカを見て、かっこいい！！と胸がドキドキしたのが懐かしい。
オールブラックスではなくフィジーかどこかの国だったはずですが、南太平洋の部族の伝統的な雰囲気に痺れたなぁ。
ねーっ。どの国にもいろんな国籍の選手がいて、一つになって戦っている姿はほんとにカッコいいよね！！
で、先日こんな記事を読んだんだけれど…
ビジネス面から「ハカ」を見るという特集記事でしたが、この中でふむふむと感じた事がたくさんありました。
ラグビーには多様性があります。
多くの人がラグビーをプレーし、いろいろな方法でプレーします。それはやればやるほど、相手のことを理解できるようになり、どんどん成長し続け向上し続けます。
世界中の違う環境・観点の人が１つのゴールに向かうことで相乗効果でものすごいパワーが生まれるんです
（オールブラックス：ペレナラ選手）
『多様性』は相乗効果ですごいパワーになる。
これを自分自身に当てはめてみたら、ハカのように力強く勇敢で勇ましい気持ちになれますよね！！
多様性とは「さまざまなものがある」という意味。
私たちにはしっかりした面もあればウッカリした面もあり、長所もあれば短所もあります。
気分は波のように変化し、さっきまでやる気だったのに考え込んで落ち込んで、やろうと思って勇気がみなぎっていたのに、いざとなると怯えて動けなかったり…
自分の中にもいっぱいの「多様性」があるわけで、私たちはどうしたって嫌な自分・ダメな自分・出来ない自分・情けない自分・弱い自分を否定しようとしたり責めてしまいがちです。
でも、それが全部で『私』なんです。
いい所ばっかりじゃないし、かと思えば頑張る力があったり優しさがあったり、人のために尽力出来たり、笑顔が明るかったり、気配りができたりという長所が輝く時もあって、恋している日も失恋している時も、一人を謳歌している時も、家族といるときも、どんなときにも様々な面を持つ「私」がいて、その私がぜーんぶ大切で愛おしい「私」なんです。
自己受容する・自己肯定するというのは、自分の中にある「多様性」を理解し愛する事。
受け入れ方・愛し方は自由で、自分が一番伸びやかに自分と仲良くできる方法を見つける事で、どんどん自分の中にある多様性を輝かせ磨いていく事ができる。
そしてペレナラ選手が言うように【やればやるほど理解できるようになり、どんどん成長し続け向上し続ける】のですよね～。
自分の中にある多様性に、時にグッタリしたり涙したりもするけれど、でも多様性こそが強みなのだとしたら、みんなスゴイ力を持っている！ってことですものね。
特集記事の中では「世界中の違う環境・観点の人が１つのゴールに向かうことで相乗効果でものすごいパワーが生まれる」事をこんな風にまとめていました。
組織は同じような属性のメンバーで構成するよりさまざま個性をもったメンバーで構成したほうが強い。
固定されたメンバーやコミュニティーにとらわれることなく、互いを認め、尊重し、高め合う。世界最強チームの男が語ることばだからこそ説得力があった。
この言葉は組織だけではなく、個人に対しても言えるのだと思うんです。
私たちそれぞれは、個々の属性や個性を持って自分を構成する（多様性がある）ほうが強い！
だから、私ってここがいい…ここが悪い…と自分の中にある多様性は、もうそれだけで強みなんです。
そして、固定された何かを目指して自分の多様性や個性を抑え込むのではなく、でこぼこといびつな形の自分を自分が認めて尊重し高めることが、自分を強く輝かせることなんですよね。
自分を嫌いになった時、自分にダメ出ししちゃった時、自分を受け入れられずにいじめた時、そんな時に「ハカ」を見てみるのもいいかもしれませんね！
多様性を受け入れて束ねる事で強くなる。そして誰もが認めるかっこよさがある。
私も私の多様性を誇ろうと思います！！
あたなもあなたに備わっている素晴らしき多様性を愛して、あなたらしいデコボコで笑って今日を過ごせますように。
